先日、森鴎外がお母さんと二人で映る写真を見た。
お母さんの目は、真っ直ぐにこちらを見つめて物事の本質をしっかり見据えてるそんな気がした。
口は真一文字に閉じられててで軽率な言葉は発しない! そんな強力なオーラを放っていた。
横にいる鴎外の目と口はお母さんにそっくり…やはり頑固で思った事を口に出さずにいられない性格だったよう..

私は母に似ていない。姉も母に似ていない。かと言って父にも似ていない。
私の性格は、どちらかと言えば父に似ている。母に似ているところはくせ毛の髪と髪の量の多い所
後は丈夫な体質かな...真面目に〇〇がつくほどコツコツと几帳面に生きた母でした。
鹿児島に帰り母が施設に入り姉と私は毎日交互に母に会いに行き多くの時間を一緒に過ごす事が出来ました。
甘党の母には必ずお土産にお菓子を持参して….亡くなる日の朝 食事も食べれなくなって辛そうでしたが胃瘻の処置などせず
柔らかい食事に変えていただき日々頑張ってました。
ある日の朝、最後に大きな息をひとつして天国へ旅立ちました。
あれから8年最近気づいた事…私の手は母に似ている。何だかとても嬉しくなる…..
今日は母の命日 家族で母の思い出話と共に大好きだった鰻をお供えして皆でいただきました。